インド旅行記〈3〉東・西インド編 中谷美紀

女優・中谷美紀のインド旅行記第三弾。
コルカタ、ダージリン、ブッダガヤなどの東インドと、アジャンタ、エローラ、ムンバイ、ゴアなどの西インドを巡る。

今回はベジタリアンを意識した前二作と違い、魚介類も多く口にし、ヨガのクラスにも参加していない。
前作同様ナチュラリストのインド旅行というイメージで読むと、紀行文としてはやや面白みに欠けると言えるだろう。
しかしながら、洗練されたホテルやレストランで過ごしたり、ちゃんとしたガイドを雇っているので各地の寺院や石窟遺跡などの描写は細かく、へたなガイドブックより参考になるはずだ。
また、ときおり語る内面的な言葉も、前作と比べるとあっさりしているが、それはそれで悪くない。

女優の書いた旅行記やエッセイとして読むのではなく、インド旅行に興味のある女性に、旅行を計画する一助として読んでいただいきたい。

インド旅行記〈3〉東・西インド編 (幻冬舎文庫)
中谷 美紀
幻冬舎
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おすすめ度の平均: 4.0

3 西へ東へ
4 私は好きです
4 せっかくインドまで行ったのに!?
5 私は大好き

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インド旅行記〈2〉南インド編 中谷美紀

Posted 12月 6th, 2009 by kzmr and filed in 中谷美紀

女優・中谷美紀のインド旅行記第二弾。
前回の北インドに続いて今回は南インドを約一ヶ月周遊する。

積極的にヨガのクラスに参加し、食事はベジタリアンで、観光の際にはガイドを雇ってしっかり知識をインプット、というスタイルは前作と変わらない。

全体的にリッチ目の旅のスタイルなので、ハプニングや冒険に満ちた一般的なインド旅行記のイメージとは趣を異にする。
他サイトのレビューなどを見ると辛口のコメントが多いような印象を受けるが、原因はそのギャップに起因しているようだ。
しかしそのリッチなインド旅行記というのが本書のユニークなところである。

個人的な好みもあるが、今作のハイライトはケララ州のバックウォーター(水郷地帯)だろうか。
牧歌的な風景とのんびりと流れる時間、親切なインド人との出会いもあり、著者のリラックスが伝わってきて、ぜひ訪れてみたいと思った。

また後半はかなりインドに疲れてきている様子が見え、そこは女優と言っても一般人と変わらない等身大の姿を垣間見せる。
中谷美紀に興味のある人には、その人となりをうかがえる数少ない機会だ。

安全で清潔なリッチ目のインド旅行に興味のある女性にももちろんオススメ。

インド旅行記〈2〉南インド編 (幻冬舎文庫)
中谷 美紀
幻冬舎
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おすすめ度の平均: 3.0

2 一人旅ではない
3 参考資料として感謝
2 たいくつ
5 アーユルヴェーダをやりたい!
2 違う人が書いたの?

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インド旅行記〈1〉北インド編 中谷美紀

Posted 11月 20th, 2009 by kzmr and filed in 中谷美紀

女優・中谷美紀のインド旅行記第一弾。 初インドで、一人、北部に約1ヶ月もの間滞在&周遊した日記風の旅行記。

著者の中谷美紀は、やはりというべきかどうか、決して貧乏旅行ではなくて、 衛生的にはかなり気を使うし、ベジタリアンで通してヨガや瞑想に励み、 観光時にはしっかりガイドを雇って歴史や知識をインプットしている。 そのなかで見たもの聞いたものがかなり忠実に綴られている。 バックパッカー的な貧乏旅行はちょっと抵抗があるが、 ヨガやインドに興味があるという女性にとっては、 相当有益な情報がつまっているのではないだろうか。

またメディアで素性がほとんど明かされていない中谷美紀本人の 思考や志向がうかがえるのはとても興味深かった。

僕自身インドを貧乏旅行した経験があるので、読み始めた当初は 衛生に対して過剰とさえ思われる反応や、高級そうなホテルの サービスに注文をつける様子に残念な印象を持った。 しかしさらに読み進めると、決して読者ウケを狙わないあたりなど、 自分をしっかり持った素直な人なんだなぁとすっかりファンになった。

インドに興味はあるけど、旅行するには多少躊躇があるという女性に 強くおすすめしたい一冊だ。

インド旅行記〈1〉北インド編 (幻冬舎文庫)
中谷 美紀
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