深い河 遠藤周作

Posted 11月 28th, 2009 by kzmr and filed in 遠藤周作

ガンジス川沿いの聖地バラナシを主な舞台とした遠藤周作の代表作。
1994年毎日芸術賞受賞作。

それぞれの理由を抱えてインドへのツアーに参加した数名の人物が主人公。
汚物も信仰も、野良犬も聖者も、そして生死も、あらゆるものを受け入れるガンジス川。
そのガンジスのほとりで、彼らの人生が洗い出され、そしてあるべく方向に流れていく。

決して救われるストーリーではない。
しかし、主人公たちそれぞれの結末も、そして読者である僕らにつきつけられた
さまざまな思考や感情も、ガンジスの流れに優しく溶解していくようだ。

もしガンジス川を訪れた経験がないなら、ぜひ読んでいただきたい。
まず間違いなく、近々インドへの旅行を計画し始めることになるだろう。

深い河 (講談社文庫)
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遠藤 周作
講談社
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おすすめ度の平均: 4.0

2 消化不良
4 何度読んでも飽きの来ない懐の深さ
3 河のゆくえ
3 微妙……。
5 日本人として西洋の神 キリストの存在を追いかけ続けた遠藤周作の意外な集大成の著

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