阿房列車 内田百閒

Posted 10月 25th, 2009 by kzmr and filed in 内田百閒

なんにも用事がないけれど、汽車に乗つて大阪へ行つて来ようと思ふ。

このフレーズにしびれた。
ただ汽車に乗って帰ってくるだけの旅。それが阿房列車だ。

頑固で無愛想。それなのにどこか可愛らしい百閒先生。
同行者「ヒマラヤ山系」との軽妙でゆるいやりとりも面白い。
そういえば、黒沢明監督の映画「まあだだよ」は百閒先生とその教え子を描いた作品だ。

日本初の鉄道紀行文学とのことだが、鉄道好きでなくても間違いなく楽しめる名作。
旅本ここに極まる。

第一〜第三阿房列車まである。

第一阿房列車 (新潮文庫)
内田 百けん
新潮社
売り上げランキング: 6773
おすすめ度の平均: 4.5

5 国鉄1950年代
4 近代紀行文学の代表作?!
4 列車に乗る心
4 なぜか眠くなる本。
5 重厚且つ軽妙

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